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201909/17: ＪＲ高崎線、高崎駅周辺で合鍵作るには？

ぶらり途中下車の旅！　ＪＲ高崎線、高崎駅
こんにちは、愛鍵まいです。

これから鍵を通して色々な場所へご案内したいと思います。

第１１回目はＪＲ高崎線　高崎駅

今回は、榛名神社です。

メーカー純正キーのご注文は合鍵ざんまい

榛名（はるな）神社は、上毛三山のひとつ榛名山の中腹に位置する。創建は6世紀後半といわれ、1400年を越える歴史を持つ。沢沿いの境内は深い森とたくさんの奇岩・巨岩に囲まれ、近年パワースポットとして注目を集めており、初詣スポットとしても人気が高い。

今回はそんな榛名神社の見どころを紹介します。

群馬県高崎市にある榛名神社は、主祭神として火の神である「火産霊神（ほむすびのかみ）」と、土の神である「埴山毘売神（はにやまひめのかみ）」を祀り、古くから鎮火、開運、五穀豊穣、商売繁盛のご利益があるといわれています。
清らかな沢と奇岩・巨岩に囲まれた地形によって修験道の霊場としても有名で、現在はその清浄な雰囲気からパワースポットとして若い世代の関心も集めています。

昔はお寺だった!?　山岳信仰や神道、仏教が習合した霊場

JR高崎駅からバスに乗り、榛名山のおだやかな山なみを見ながら向かうこと1時間ほどで榛名神社のバス停につきます。参道に立つ鳥居をくぐるとすぐに重厚感のある門が現れてきます。
「随神門」といい、上棟は弘化4（1847）年、建てられた当時はお寺の仁王門だったという。

どういうことかというと、榛名神社は用明天皇の時代（585～587年）に創建されたといわれているが、古くから神仏習合が定着し、江戸時代には榛名山厳殿寺（がんでんじ）と称されるお寺だった。しかし慶応4（1868）年に神仏分離令が出されると仏教色が排除され、もとの榛名神社となった。
そういわれてみると、鳥居がなければお寺の山門に見えてくる。

誰がつくった!?対岸に現れた岩の橋

随神門から神社の突き当たりである「本殿」までは500mほどの参道を登ります。
随神門をくぐって「みそぎ橋」を渡ると右手に沢が見えてきて、さっそく清浄な空気がただよう。やがて沢の対岸にアーチ状の奇岩「鞍掛岩（くらかけいわ）」が見えてきます。もともとは洞窟状だった岩の奥の部分だけが崩れ落ちてアーチ状になったという。

参道の右側には杉の古木が立ち並び、森閑とした雰囲気。さらに進むと、左から岩が張り出していて、岩が崩れ落ちないようにトンネル状に補強されています。もし補強されていなかったら、歩くだけで修行になりそうな道です。

トンネルを抜け、左にそそり立つ大きな岩を見ると、秘密基地への入口のように木の扉がついています。これは「東面堂（とうめんどう）」という建物の名残だそうで、手前に建物があって、この扉の奥に秘仏が安置されていたらしい。

大杉、名瀑、壮麗な門……。見どころが続く

この先から道は狭く、急な登りになっていきます。
左には「矢立杉（やたてすぎ）」という杉の巨木。武田信玄が戦勝祈願のために矢を射立てたという言い伝えがあります。
右には「瓶子（みすず）の滝」。滝の両側の岩を「瓶子」（神にささげる神酒を入れる酒器）に見立てた名。流れは細く、白ヘビが天に昇っていくようにも見える。

滝を過ぎると階段となり、その先に大岩を背後にしたがえた力強い門が待ち構えます。左右対に龍の彫刻が施されていることから「双龍門」と呼ばれる。この門をくぐるといよいよ「本殿」

本殿の裏の大岩が“ほんとうの”本殿

文化3（1806）年に建てられた本殿は、国の重要文化財に指定されています。
本殿は背後の「御姿岩（みすがたいわ）」とつながっていて、その岩の洞窟内にご神体が祀られているという。前から見るとふつうの神社の本殿に見えるのだが、右手から裏を見てみてようやくこの本殿の特異さがわかった。

建物が岩にくいこんでいる、いや岩が建物をなかば呑み込んでいるようにも見える。
岩を見上げると、上部がくびれてキノコ型になっています。いまにも落ちてきそうですが、1400年前から落ちてこないから大丈夫かな。
この光景を前にしたとき、沢からの冷気に包まれて自然と体がしゃんとした。背筋が伸びた。神社のなかでもっともパワーを感じた瞬間でした。

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